現代経営学科
プロジェクトマネジメント
インスタで企業の
ブランド戦略を支援!
ベルギー発祥の家具ブランドを学生がPR!
10カ月にわたるプロジェクトマネジメント
左から福満響子さん、石井佑樹さん、佐々木琉斗さん
ベルギーの家具ブランドsixinch(シックスインチ)の認知度アップを目指して、株式会社SIXINCH.ジャパンと本庄ゼミがコラボレーション。ポスターやホームページ、Web広告等でsixinch家具と一緒に撮った写真の投稿を募るほか、インフルエンサーの協力を得るなど、SNSを利用して一般の人への認知拡大を狙いました。
ビジネスとして実践!
プロジェクトの進行においては、企業さながらの組織体制を作り、スケジュールや仕事の管理を行なっていきました。それぞれの組織でどんなことをしたのか、紹介します。
ゼミ全体がまるで一つの会社のようで、たくさんの問題もチーム力で解決。全員一丸でプロジェクトを成功させるとともに、自分たちも成長できました。私たち3人は、リーダーとして積極的にプロジェクトに関われたことと、メンバーといつでも相談したり依頼したりできるような人間関係を作れたことが大きな成果です。
▲SIXINCH. ジャパンとの打合せ風景
組織体制はこちら!
社会人としての臨機応変な対応を模擬体験
鳥居美結さん
企業100社、ナノインフルエンサー300名をリストアップし営業活動を実施。それぞれに企画の説明や交渉を繰り返し、最終的に企業11社・インフルエンサー14名の協力を得ました。
協力企業及び施設(順不同)
- RAYARD MIYASHITA PARK(東京都)
- 京橋エドグラン(東京都)
- 武蔵野美術大学 ゼロスペース(東京都)
- アトリエ&カフェ赤毛のアン(千葉県)
- ZOZOの広場(千葉県)
- 横浜ワールドポーターズ(神奈川県)
- 彫刻の森美術館(神奈川県)
- 高松空港(香川県)
- 総曲輪レガートスクエア(富山県)
- マリンワールド海の中道(福岡県)
- 東洋学園大学(東京都)
知識ゼロからスタート、修正を繰り返して完成へ
本多千草さん
キャンペーンのポスター・広告・ホームページのデザインとWeb広告出稿を担当。媒体によって特長が異なるため、ターゲットに響き、情報を正確に伝える広告表現を試行錯誤し、ボツ案は何と200以上に。
思わぬ追加出費に予算調整の大切さを学ぶ
酒井有紀乃さん
協力企業と大学から提供された資金(約80万円)を管理し、プロジェクトの予算を計画。広告印刷費や謝礼、交通費など細かい経費までしっかり管理し、最終的に予算内に収めることができました。
スケジュールやタスク管理の重要性を実感
倉内優太さん
プロジェクト全体のマネジメントを担当。各班と定期的に情報を共有しながら、スケジュールとタスク(やるべきこと)の管理、連絡を行い、プロジェクトの円滑な進行を目指しました。
(アンケート)
効率化とミス削減がプロジェクトの大きな力に
鈴木悠作さん
キャンペーン参加者に対してアンケートを行い、プロジェクトの成果を調査・分析。ブランディング戦略の成功を数字で明らかにした陰の立役者。著作権管理やギフトの調整も担当しました。
効果測定結果はこちら!
協力企業&保護者の声
協力企業からも高い評価が!
一から企画を考え、実行する力が身についたという報告を聞いて嬉しく感じました。皆さんが発揮したリーダーシップ、コミュニケーション能力、スケジュール管理はこれから社会や企業と関わる中で必要な力です。想定通りにはいかないことも多い中、改善策を練ってしっかりと問題に向き合って得た成果を、皆さんの未来へと生かし、羽ばたいていただきたいと願っています。
株式会社SIXINCH.ジャパン
ゼネラルマネジャー・取締役統括部長 佐々木勝氏
保護者の方からもこんな声をいただいています
娘から相談を受けた際にはロールプレイ的な実習を想像していましたが、実際には企業様とやり取りを行い、資金の動きと損益が発生。実社会での実務を体験したことで、社会の仕組みと厳しさを学び、また失敗した事を乗り越え学びに変えたように見受けられます。娘の成長に親として驚きを覚えました。
本多健一氏
プロジェクトマネジメント
本庄 加代子 教授
慶應義塾大学大学院修了後、(株)博報堂コンサルティング(大手広告代理店)で女性管理職として数多くのマーケティングプロジェクトを手がけ実績を残す。
「広告の考え方を勉強すればするほど、企業の戦略的意図が予想できるようになりますよ!」
SNSマーケティングをプロジェクトマネジメント力で実現する
本庄ゼミでは、企画立案に留まらずプロジェクトマネジメント力を駆使し、マーケティングの「実践」を行っています。SNSマーケティングには、定石の戦略はありません。常に新しいツールや手法、媒体やコンテンツの入れ替わりのある激しい市場となっています。このような「正解なし」「前例なし」の市場に挑むために、本ゼミでは、先の見えない不確実な市場においても、確たる成果を出すための管理手法である「プロジェクトマネジメント」スキルを身に着けます。また、マーケティングや消費者行動論を基礎とし、Z世代という学生の強みを最大限に生かして、いちユーザーの視点から、企業側の視点でSNSをとらえていきます。このような実践的な学びを通じて、これから立ちはだかる、曖昧で、正解のないVUCAの時代を生き抜き、一人一人が人生を主体的にマネジメントできる力を養成していきます。